地域で子どもたちを守ろうという取り組みです。
小学生が自転車の交通ルールを学ぶ交通安全教室が神戸市内で開かれました。
この自転車の交通安全教室は、子どもたちがより活動的になる春休みを前に開かれたもので、神戸市立明親小学校の1年生と2年生の児童合わせておよそ160人が参加しました。
会場となったのは神戸市兵庫区に本社のある自動車部品メーカー・デンソーテンの体育館です。
デンソーテンでは地域の子どもたちの交通安全のために役立ててもらおうと、兵庫県警の協力を得て、小学生向けの冊子を作りました。
社員たちが警察や小学校のPTAの助言をもとに学校の付近で事故が起きやすい場所などを実際に確認し、分かりやすく紹介しています。
4日の交通安全教室では、冊子を児童たちに配布。
自転車の部品を説明したほか、クイズを交えながら交通ルールを指導しました。
また、実際に自転車に乗ってもらい、周囲を確認することや道路の左側を走ることを伝えていました。
デンソーテンでは、今後も継続して交通安全教室を開催するということです。