小中学生が描いた交通安全啓発ポスター トラックにラッピング

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兵庫県加西市の運送会社が市内の小中学生が描いた交通安全の啓発ポスターをラッピングしたトラックを製作し、3月4日に児童たちにお披露目されました。 加西市立九会小学校でお披露目されたのは、市内の小中学生が描いた交通安全の啓発ポスターがラッピングされた特別なトラックです。

この取り組みは、兵庫県内で多発している交通事故などを防ごうと市内の運送会社「平田運輸」と警察が協力して行われたものです。 トラックの車体には、横断歩道を児童が手を挙げて渡る作品や、ヘルメットを装着した親子が自転車に乗る作品など、優秀作品に選ばれた10の力作が並びます。

(加西市立九会小学校の児童) 「ちょっと恥ずかしいけど自分の絵がラッピングされて、ちょっとだけうれしい気持ちもあります」 「(見た人にはどんなことに気をつけてもらいたい?)ヘルメットをかぶること」

児童たちは、自分たちの作品の前で記念撮影をするなど、誇らしげに交通安全を呼びかけていました。

(平田運輸 平田優宇社長) 「デザインの段階で結構ワクワクしていたんですけど、実物が入ってくるとやっぱり なかなか感動するものがありますよね」

(加西警察署 大戸英治署長) 「子どもたちが一生懸命作ったポスター、これを見て交通安全に対する意識を高めていただいて、一件でも悲惨な交通事故をなくしたいという思いです」

このラッピングトラックは兵庫県をはじめ全国各地を走行し、交通安全を呼びかけるということです。

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