2月に兵庫県の阪神尼崎駅近くの広場で20代の男性が暴行を受け現金を奪われた事件で、20代の男ら2人が3月2日に逮捕されました。
強盗致傷の疑いで逮捕されたのは、兵庫県伊丹市に住む建設業の男(29)と、尼崎市に住むとび職の(34)です。
警察によりますと2人は共謀して2月28日午後8時半ごろから9時過ぎにかけて、阪神尼崎駅北側の広場で20代の介護士の男性を押し倒し複数回蹴るなどの暴行を加え顔を打撲させるなどのけがを負わせ、現金21万7000円を奪った疑いが持たれています。
2人は友人同士で、近くの居酒屋で男性から声を掛けられ、コンビニで缶ビールを買い3人で飲んでいたところトラブルになったということです。
2人は1日午前に出頭してきました。
調べに対し、建設業の男は「殴られたのでカッとなって殴り返した」と話す一方で、「お金に関しては全く知りません」と容疑を一部否認。
とび職の男も「けんかになりましたが、お金のことは全く身に覚えがありません」と話しているということです。