「天空の城」として知られる国の史跡・竹田城跡で、ドローンを使った撮影が一般向けに初めて解禁され、愛好家たちが上空からの撮影を楽しんでいます。
大きな羽の音を立てて飛び立つのは、撮影用のカメラを搭載したドローンです。
朝来市は、観光で訪れた人たちの安全を考え、竹田城跡の上空でのドローン飛行を禁止していますが、愛好家から撮影の許可を求める声が多く寄せられることから、今回初めて冬の閉山期間を利用したドローン撮影を観光協会と企画しました。
料金は1回3万円で2時間、1日3組限定ですが、2月末までの枠はすでに埋まっているということです。
ドローン飛行は、石垣の外側30メートル以内と高さ150メートル以下で目視で確認ができる範囲に制限されますが、撮影した人はこの時期にしか見ることができない景色を楽しんでいました。
市は、3月から5月にかけてもドローン撮影を検討する他、ふるさと納税の返礼品としても活用していくとしています。