兵庫県丹波篠山市で2月25日、柿のジャムやパウダーを使ったスイーツのレシピコンテストが開かれました。
丹波篠山市では、農地や庭先に放置されたままの柿が、サルに食べられる獣害が問題となっていて、県立篠山東雲高校の生徒たちが、サルが食べに来る前に柿を収穫し、ジャムやパウダー、ドライフルーツとして商品開発しました。
市はこの活動を支援しようと、3つの商品を使ったスイーツのレシピコンテストを開催。
65件の応募の中から、一次審査を通過した6名による二次審査が、2月25日行われました。
二次審査はレシピをもとに実際に調理し、5人の審査員が実食して採点します。
審査の結果、地元、丹波篠山市の小学1年生清水理叶さんが考案した、柿ジャムを使ったアイスクリームが最優秀賞に選ばれ、本人が体調不良のために代理で調理した母の綾乃さんに賞状と記念品が贈呈されました。
市は今後も柿ジャムなどの商品をPRするとともに、獣害対策に取り組んでいきたいとしています。