神戸市は、きょう、高校生の通学定期代の全額補助制度などを盛り込んだ、総額1兆9000億円余りの新年度当初予算案を発表しました。
神戸市が発表した新年度当初予算案は、充年よりおよそ389億円増えた総額1兆9270億円となりました。
予算案では神戸空港の新ターミナル整備や交通アクセスの強化など、国際化への対応に合わせて185億円。神戸港震災メモリアルパークの展示改修など、阪神淡路大震災から30年の取り組みとして4億円が計上されています。
また、教育関連では、これまで一部の補助にとどまっていた高校生の通学定期代の補助制度を大幅に拡充。12億3000万円を投じ、市民が市内の高校に通う場合の通学定期代を所得水準や公立・私立に関わらず、全額無料化するとしています。
新年度当初予算案は、あす開会する市議会で審議されます。