暖冬で雪不足深刻 兵庫県 スキー場に最大500万円補助へ

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斎藤知事は13日、スキー場経営者らと会合を開き、雪不足や燃料費高騰の影響を受ける事業所に対し、最大で500万円を補助する考えを示しました。

斎藤元彦知事は13日午後、養父市のハチ高原スキー場を訪れ、スノーモービルを利用して但馬地域のスキー場を視察しました。

視察後、知事は、スキー場の関係者ややぶ市観光協会の職員らと意見交換会を開き、今シーズンの但馬地域のスキー場の現状について報告を受けました。

但馬地域では暖冬の影響で雪不足が深刻で、降雪機などがあるところでは一部で営業が続けられたものの、全体では営業できた日は例年の60%程度に落ち込み、アップ神鍋スキー場では13日から営業を取り止めています。

また、降雪機があっても、電気代高騰によるコスト高の問題やスキー客の減少などで経営の負担が大きくなっているということです。

こうした状況を受け、視察を終えた知事は、昨シーズンと同様に但馬地域と播磨地域の14のスキー場の15運営団体に対し、降雪機やリフトの経費補助などの名目で規模に応じて400万円から500万円を補助する考えを示しました。

このほか、7つの観光協会に観光客を誘致するプロモーション経費として100万円ずつを補助する予定で、総額7100万円の補正予算を県議会に提出するということです。

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