【神戸ストークス】痛い連敗、プレーオフ進出圏ギリギリ

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■戦力が揃わず

<B2第21節>
●神戸ストークス 74-84 青森ワッツ(2/10)
●神戸ストークス 81-86 青森ワッツ(2/11)
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神戸ストークス 30金田龍弥/©B.LEAGUE

男子プロバスケットボールBリーグ2部(B2)西地区4位・神戸ストークスは2月10・11日、ホーム・ワールド記念ホールに東地区4位・青森ワッツを迎えて連戦した。

10日の試合。
ストークスは序盤から、相手ボールをスティールして何度も得点し、青森を8点リードして前半を折り返した。

後半3Qも金田龍弥の3ポイントシュートなどでリードを保ったが、最終4Q、「ディフェンスが前半と違って落ちてしまい」(森山知広ヘッドコーチ)、青森に3ポイントシュートを連発されて、悔しい逆転負けを喫した。

10月にケガでリタイアしたアイザイア・アームウッド(アメリカ)が、9日付で負傷者リストから外れ、この日はベンチ入りしたが、「コンディションに不安がある」(森山ヘッドコーチ)ため出場せず、帰化選手のカロンジ磯山パトリック(コンゴ共和国出身)もコンディション不良で欠場した。

■19点差、猛追したが

11日の試合。
この日もアームウッドはベンチ入りしたものの出場せず、パトリックも欠場した。

前半、ストークスはパスミスなどで相手に攻撃権が移る「ターンオーバー」を13本も犯すなどリズムをつかめず、青森に19点差を付けられて折り返した。

しかし後半、外から金田が3ポイントシュートを決め、ゴール下ではトレイ・ポーター(210㎝)とマックス・ヒサタケ(203㎝)が得点を重ねて青森を猛追。

試合終盤に綱井勇介の3ポイントシュートで76-76の同点に追い付いたが、直後にヒサタケが5ファールで退場し、青森に押し切られた。

相手シュートをブロックする 22マックス・ヒサタケ(右)/©B.LEAGUE

■「思い切って打て」

青森戦では金田龍弥が3ポイントシュートを2試合で計8本決め、計30得点を挙げて気を吐いた。

金田は23歳。195㎝。大阪学院大在学時から特別指定選手としてストークスに加わり4シーズン目。

年末から12試合連続してスタメンを務めている。

10日の試合後、「スタート(スタメン)になり出したころは、満足いく結果は残せなかった。ヘッドコーチから、ボールを持ったら思い切ってシュートを打てと言われ、最近はそこを意識してやっているので結果が出ていると思う」と語った。

金田龍弥

■プレーオフ争い

B2リーグは各チーム39試合を戦い、全日程(60試合)のほぼ2/3を消化した。

B1に昇格するには、上位8チーム(東西3位以上と、4位以下で勝率上位2チーム=ワイルドカード)によるプレーオフに進出し、ベスト2に残る必要がある。

神戸ストークスは青森に連敗して18勝21敗と借金が「3」に拡大したが、西地区4位はキープし、辛うじてプレーオフ進出圏の8番目に留まっている。

B2プレーオフ進出争い

次戦は2月17・18日に西地区3位の熊本とアウェイで戦う。
B1昇格に向けて正念場が続く!
(浮田信明)

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