兵庫県内の団体が連携し交通安全対策を進めるための委員会が開かれ、来年度の活動方針が確認されました。
兵庫県交通安全対策委員会は、県や県警をはじめとする関係機関や団体が連携し交通安全対策を進めようと、毎年、この時期に開かれています。
委員会によりますと、県内の人身事故の発生件数は減少傾向で、去年の死者数は103人と過去最少となった一方、ことし1月以降に発生した交通事故による死者数は19人と全国で最も多く、高齢者の割合の高さも課題となっているということです。
委員会では来年度の活動方針として、自転車による事故が増加している地域や、高齢者の死者数が多い地域で重点的に啓発活動を行うことなどが確認されました。