「教育の改革」を公約に掲げ、去年4月の芦屋市長選で初当選した高島崚輔市長が、就任後初めて編成した2024年度の当初予算案を発表しました。
去年4月、歴代最年少となる26歳で初当選を果たした芦屋市の高島崚輔市長。
あれからおよそ9カ月。市内全ての中学校を回るなど、市民らと直接対話を続けてきました。
そして、7日。就任後初めて編成した新年度の当初予算案を発表しました。
芦屋市が目指す教育像の実現に向け、予算案では、子どもたちの主体性を引き出すための研究チームを設立し探求的な学びに取り組む他、不登校の児童や生徒への支援として、心のケアを専門とする職員を市内に11ある小中学校全てに配置することなどが盛り込まれています。
また、中学生からの要望が多かったことから、市立の小中学校にある体育館の空調整備も計上。災害時の避難所としての活用にもつなげます。
JR芦屋駅南地区の再開発事業については、ことし春ごろに特定建築者を公募し、2029年度の完成を目指すためおよそ18億円を計上。
芦屋市の当初予算案は、総額およそ883億円となっています。