現存する世界最古の長編小説とされる「源氏物語」をテーマにした企画展が丹波篠山市の美術館で開かれています。
こちらは、華やかな都での生活から一変し、須磨でわびしい生活を送る光源氏を描いた絵巻です。
丹波篠山市立歴史美術館では、平安時代に紫式部によって書かれ、現存する世界最古の長編小説とされる「源氏物語」をテーマにした企画展が開かれています。
企画展では、江戸時代後期に篠山藩12代藩主青山忠裕の命で制作され、現在は市の文化財に指定されている源氏物語絵巻「須磨の巻」と「明石の巻」全6巻を公開。
その他にも物語の名場面が描かれた「貝合わせ」の道具や、江戸時代に庶民の間で親しまれたパロディー本など合わせて13点が展示されています。
この企画展は、丹波篠山市立歴史美術館で4月7日まで開かれています。