■全選手が躍動
<B2 第20節>
神戸ストークス 95-55 新潟アルビレックスBB(2/3)
神戸ストークス 81-68 新潟アルビレックスBB(2/4)
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男子プロバスケットボールBリーグ2部(B2)神戸ストークスは2月3・4日、新潟県長岡市で新潟アルビレックスBBと対戦した。
3日の試合。
ストークスは1Qから2Qにかけて19連続得点し、前半で大勢を決めた。
後半も各選手が、外からの3ポイントシュートや、ドリブルで切り込むドライブシュート、豪快なダンクシュートなど様々な得点シーンを見せ、新潟に40点差を付けて大勝した。
チームに加入して4試合目のマックス・ヒサタケ(アメリカ)がこの日も攻守に活躍。
得意のダンクや、ゴール下で相手選手を押しのけてシュートを打つなど、チームトップの27得点を挙げた一方、リバウンドも14本獲得し、前戦に続いて“ダブルダブル”を達成した。
■ミス連発も押し切る
4日の試合。
ストークスは、自らのパスミスなどによって相手に攻撃権が移る「ターンオーバー」を19本も犯したほか、フリースローも56%しか決まらず、新潟の食い下がりを許した。
しかし最終4Q、渡邊翔太が連続してドライブシュートを決めて波に乗ると、渡邊とベテラン谷直樹の3ポイントシュートなどで点差を広げ、新潟を押し切った。
3ポイントシュートを4本決めた金田龍弥とヒサタケがチームトップの14得点。
ヒサタケはこの日も13本のリバウンドを獲得し、出場5試合中、4試合で“ダブルダブル”を達成した。
試合後、森山知広ヘッドコーチは、「昨日とは違ってシーソーゲームになり、相手のペースになった難しい場面もありました。オフェンスのターンオーバーも昨日より増えてしまって、そこが課題になったかなと思います」と語った。
■借金は「1」に
外国籍選手のケガなどで年末から7連敗したストークスだが、1月末に新外国籍選手のヒサタケが加入。
203㎝、105㎏の体格を生かし、ゴール下では無類の強さを発揮するヒサタケのプレーに、チームも活気を取り戻し、ボールが回り出した。
7連敗後の4連勝で、通算成績は18勝19敗と五分に近づいたが、B2西地区4位は変わらず。
熊本・福岡・滋賀の3強とはまだ差がある。
次戦は神戸に戻り、東地区4位の青森と連戦する(2月10・11日、ワールド記念ホール)。
プレーオフ進出へ、1勝ずつ積み重ねて行くしかない!
(浮田信明)