兵庫県丹波篠山市に野生動物の解剖などを通して新たな分野の教育へつなげる研究所が完成しました。
丹波篠山市に完成した野生鳥獣研究所「けものら」は、元農林水産省の職員で地域おこし協力隊として活動していた獣医師の金山俊作さんが設立しました。
この研究所は、捕獲した野生動物を解剖する研修の場としてスポーツ医学の専門学校や動物看護学校に利用してもらい、教育分野での活用を目指すとともに獣害による農作物被害を減らす狙いがあります。
研究所では里山での生態調査なども行う予定で、野生動物対策を担う若者の育成や、里山の活用などへの期待が寄せられています。