兵庫県香美町では31日朝、魚介の缶詰などの支援物資を載せた車両が、能登半島地震の被災地・石川県七尾市に向けて出発しました。
支援物資は、地元の但馬漁協から無償で提供された、タコ飯やホタルイカ飯、カレイの煮つけなどの魚介の缶詰1248缶。それに香美町が準備した2リットル入りの飲料水180本です。
届け先は、保存食の提供を希望した石川県七尾市で、31日朝、香美町役場村岡地域局では、町職員2人が物資の積み込みを行いました。
但馬漁協では、同じ海が近い土地でありながら被災地は海の幸を食べることも難しいと考えて、長期保存が可能な缶詰の無償提供を決めたということです。
支援物資の車両は、石川県七尾市に向けて午前7時に出発し、31日午後5時までに現地に届けるということです。