「救援隊の伝統として受け継ぐ」神戸大学生ボランティア団体が震災教訓伝える

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阪神淡路大震災から30年となるのを前に、震災の教訓を次の世代にどう伝えていくかについて考えるシンポジウムが兵庫県神戸市内で1月27日に開かれました。

神戸大学と人と防災未来センターが開いたシンポジウムでは、神戸大学の学生ボランティア団体のメンバーらがこれまでの活動内容や震災の教訓をどのように受け継いできたかを発表しました。

神戸大学では、震災直後の1995年1月23日に被災地を支援する学生団体が発足。
これまで炊き出しや風呂の運営などさまざまな被災地支援を行っていて、元日に発生した能登半島地震では、石川県輪島市や七尾市へも支援しています。

(神戸大学学生震災救援隊 鈴木蒼生さん)
「先輩2人の活動を見ていて思ったのは、人と向き合うことを大事にしてきている。救援隊の伝統として2人の上の代からも受け継がれているものではないかと思う」

神戸大学では震災の教訓を伝える取り組みを今後も続けていくとしています。

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