新年度予算案の編成を前に、兵庫県と県内41の市や町のトップらによる意見交換会が、神戸市内で開かれました。
意見交換会の冒頭で斎藤知事は、能登半島地震について、
「県の災害対応を検証しながら今後の防災や支援につなげていきたい」と述べました。
兵庫県は新年度、若者世代への支援に重点的に取り組むとしていて、不登校の児童や生徒へのケアを各市町と協力して進めることなどをあげています。
1月26日の会で、芦屋市の高島市長からは「市立小学校の先生から学校内に頼れる人がいないという声があった」として、スクールカウンセラーを全校に配置し、先生に対するケアについても考えてほしいと意見が出ました。
斎藤知事は、県が先導的に取り組むことで、市や町が連携しやすい環境をつくっていきたいとしています。