神戸市では、災害への備えの取り組みです。
大規模災害発生時に公共交通機関がストップし、帰宅困難者が発生したことを想定した訓練が行われました。
大規模災害が発生すると、電車やバスなど公共交通機関がストップし、神戸市中央区では最大20万人が帰宅困難になると想定されています。
一斉に帰宅しようとすると、群衆雪崩が発生する危険性や救急や救助活動の妨げになる可能性があります。
神戸の三宮周辺では、災害時に公共施設やホテルなど26カ所の施設に一時的に滞在することができます。
訓練の参加者は、神戸市が開発中の帰宅困難者対策支援システムを活用して最も近い施設を検索。
ホテルオークラ神戸に避難しました。
さらに、会場では、防災に関するブースが並び、避難や備えについて理解を深めていました。
ホテルのチャペルでは、演劇を通して、災害時は無理に帰宅しないよう参加者に呼び掛けていました。