少し太めでコシの強さが特徴 昔ながらの製法引き継ぐ「淡路そうめん」最盛期

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兵庫県南あわじ市では、特産品の手延べそうめんの生産が最盛期を迎えています。

太陽の下でまばゆく光る真っ白なそうめんが冬の乾いた風に揺れています。

南あわじ市福良の柏木製麺所では、2本の箸を巧みに操り麺を細長く引き延ばした後天日で乾燥させています。

そうめん作りは江戸時代、奈良の三輪地方から製法が伝えられたのち明治時代には漁師の副業として盛んになりました。

少し太めでコシの強さが特徴の淡路そうめん。

ピーク時には約60軒あった業者も今では11軒までに減ってしまいましたが、昔ながらの製法を引き継ぎ生産を続けています。

柏木製麺所代表 柏木渡さん(75)
「ことしに入って割と日和が良くなってきて、だいぶ良いそうめんが出来ています」

手延べそうめん作りは4月末まで続くということです。

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