1月19日午前11時過ぎ、神戸市東灘区深江浜町の阪神高速道路湾岸線西行き車線で、大型トラックや軽乗用車など4台が絡む事故があり、軽乗用車に乗っていた70代ぐらいの男女2人が死亡しました。

兵庫県警高速隊によりますと、渋滞中の列の最後尾の軽乗用車に大型トラックが追突し、軽乗用車が前のタンクローリーに、タンクローリーがさらに、その前の大型トレーラーに衝突し計4台が絡む事故となりました。

軽乗用車は大型トラックとタンクローリーの間に挟まれて大破。軽乗用車に乗っていた70代ぐらいの男女2人の死亡がその場で確認されました。

また、タンクローリーの運転手が腰の痛みを訴えましたが、他にけが人はいませんでした。

県警高速隊は、軽自動車に追突した大型トラックの運転手の男（49）を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。

調べに対し、男は「車内で荷物が落ちて気をとられ、よそ見をして追突した」と容疑を認めているということで、県警高速隊は容疑を過失運転致死に切り替え、事故の詳しい状況を調べる方針です。