阪神淡路大震災から29年を迎えた17日、東日本大震災の被災者が神戸市の小学校を訪れ、児童と交流を深めました。
神戸市立井吹東小学校では、毎年1月17日に合わせて震災集会を開いています。
17日の集会には、東日本大震災の津波で甚大な被害が出た宮城県名取市閖上地区などから9人が招かれ、児童に、地震だけでなく、津波への備えの大切さを語りかけました。
2学期から震災学習を続けてきた5年生の児童193人が、阪神淡路大震災の被害や、防災の取り組みなど調べたテーマをそれぞれ発表しました。
閖上の被災者と児童らは、一緒に歌を歌って被災地同士の交流を深めていました。