阪神淡路大震災から1月17日で丸29年となるのを前に、兵庫県神戸市内で防災について考えるイベントが開かれました。
このイベント、「神戸防災のつどい」は阪神淡路大震災で学んだ経験と教訓を次の世代に継承し、防災について考えてもらおうと、神戸市と神戸学院大学などが共同で開いたものです。
神戸市役所の危機管理センターには、朝から多くの親子が集まり、人形を使った心肺蘇生法の体験会などのワークショップが開かれました。
また、VRの映像を利用して土石流の速さを学ぶなどの催しが行われ、参加者たちが防災への意識を高めていました。
この他、普段は公開していない危機管理センター内の見学会も行われました。
神戸市は、1月17日、震災発生の午前5時46分に合わせ、中央区の東遊園地で「追悼の集い」を開きます。