能登半島地震の被害を受け、避難生活をしている人たちを支援しようと、1月13日、姫路赤十字病院の医師らが石川県輪島市に向けて出発しました。
石川県輪島市に救護班として派遣されるのは、日本赤十字社姫路赤十字病院の医師と看護師、それに薬剤師と事務調整員の合わせて7人です。
最大震度7を観測した1月1日の能登半島地震では、1月13日午前9時までにに215人の死亡が確認されていて、このうち輪島市では83人が亡くなり、およそ9500人が避難所で生活しています。
派遣される医師らは1月13日から17日にかけて、輪島市の避難所に入り、被災者の健康状態を把握した上で、安全な避難生活が送れるよう診療やサポートを行うということです。
救護班の高島医師ー「避難生活も長くなってきていますので、精神的な苦痛・肉体的な苦痛もつらくなってきていると思うので、心に寄り添った救護活動ができればと思っています」
姫路赤十字病院は1月25日からも第2班の救護班を被災地に派遣し、支援を継続していくということです。