■10人で戦う
<B2 第16節>
神戸ストークス 68-69 ライジングゼファー福岡(1/5)
神戸ストークス 67-71 ライジングゼファー福岡(1/6)
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Bリーグ2部(B2)西地区・神戸ストークスは、新年初めての試合をアウェイでライジングゼファー福岡と戦った。
2試合とも、チーム得点1位のジョーダン・キャロライン(1試合平均19.4得点)、3位のキャプテン道原紀晃(9.6得点)、ベテラン松崎賢人の3人が体調不良でベンチ入りせず、ストークスはベンチ入り上限人数より2人少ない選手10人で戦った。
(チーム登録選手は上限13人、ベンチ入りは上限12人)
5日の試合。
主力を欠いたストークスは、「ゲームプラン通りに戦ってロースコアに持ち込み」(森山知広ヘッドコーチ)、チーム得点2位のトレイ・ポーターらの得点で前半はリードしたが、3Qにパスミスが相次ぎ、福岡に逆転を許した。
試合残り28秒、渡邊翔太の連続得点で68-67と再びリードしたが、残り18秒で福岡に得点され68-69と逆転。
残り8秒で渡邊が再逆転を狙って3ポイントシュートを放ったが外れ、1点差で敗れた。
■ポーターも…
6日の試合。
この日もロースコアの展開となり、激しいせめぎ合いが続いた。
3Q途中に大黒柱のポーターが、アンスポーツマンライクファールとテクニカルファールを立て続けに犯して退場。
ストークスは残り17分余りを9人で戦った。
それでも試合残り45秒、カロンジ磯山パトリックのバスケットカウントシュートで67-66とリードした。
しかし直後、福岡の谷口光貴に、自身この日6本目の3ポイントシュートを決められ、逆転負けした。
試合後、森山HCは、「3Qの出だしでターンオーバーや退場者を出してしまい、自分たちで苦しい展開にしてしまいました。後半戦に向けて1つ1つ積み上げて準備していきます」と語った。
■3位と6ゲーム差に
B2西地区は前半の30試合を終え、好調の上位3チームに4位ストークスは次第に引き離されている。
ストークスは開幕6連勝とスタートダッシュしたが、ケガ人などで11月に急減速。
12月前半は、姫路市・洲本市での「兵庫ツアー」で4勝2敗と健闘したが、年末から4連敗し、ついに負け越し「2」となった。
B1昇格につながるプレーオフ進出には3位以内に入ることが必要だが(4位以下でもワイルドカードで進出の可能性は残る)、3位・熊本とのゲーム差は「6」まで広がった。
後半戦は、ホーム・ワールド記念ホール(神戸・ポートアイランド)4連戦で始まる(1/20、1/21、1/27、1/28)。
初っ端の20・21日は熊本と対戦する。もう負けられない!
(浮田信明)