子どもたちの優れた防災学習の取り組みを称える「ぼうさい甲子園」の表彰式が兵庫県神戸市で開かれました。
ぼうさい甲子園は、阪神淡路大震災の経験と教訓を継承しようと始まり、19回目の2023年は、全国の小学校から大学まで77の団体が参加しました。
23日は表彰式が開かれ、岩手県の大槌町立吉里吉里中学校がグランプリに選ばれました。
生徒たちは、お菓子や日常品を詰めた巾着袋を高齢者に配り、災害時、避難先で子どもたちにそのお菓子を配る役割を担ってもらうことで、避難する意識を高めるユニークなアイデアを提案。東日本大震災で多くの高齢者の避難が遅れたことから思いついたそうです。
2023年は兵庫県からは7団体が表彰されました。