大阪でカラスから鳥インフルエンザ 野鳥監視重点区域の尼崎市に注意呼び掛け

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大阪市内で回収されたカラスから12月19日に鳥インフルエンザウイルスが検出されたことを受け、兵庫県は20日に阪神北県民局や尼崎市に対し、野鳥の監視を強化するよう呼び掛けました。

環境省は、大阪市都島区で12月13日に回収されたハシブトガラスについて、19日、検査を実施したところA型の鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表しました。

今後、遺伝子検査を行い、高病原性鳥インフルエンザかどうかを調べるとしています。

これを受け、回収地点の周辺10キロ圏内が野鳥監視重点区域に指定され、兵庫県は20日、阪神北県民局や尼崎市に対し、野鳥に異常がないか監視を強化するよう呼び掛けました。

鳥インフルエンザウイルスは濃密な接触などの特殊な場合を除いて、通常では人に感染しないと考えられていますが、兵庫県は県民に対し、「死因が分からない鳥などを見つけた場合、不用意に触らずに農林振興事務所に連絡してほしい」としています。

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