白紙撤回の三田市民病院再編統合問題 市議会一般質問で市長への質問出る

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兵庫県三田市で三田市議会の12月定例会の一般質問が12月8日から始まり、三田市民病院の再編統合問題に関する市長への質問が出されました。

三田市の田村克也市長は、三田市と神戸市、済生会の3者が2022年合意した市民病院再編統合計画の「白紙撤回」を公約に掲げて2023年7月に当選しましたが、11月に開会した市議会の冒頭、一転して計画を進める方針を示しました。

これを受け、8日から始まった市議会の一般質問では、病院の再編統合問題に関して市長に質問が出されました。

(質問した市議会議員)
「三田市民病院と済生会兵庫病院の再編統合計画について白紙撤回を撤回されたわけですが、私は白紙撤回は選挙不公約であると重く受け止めている」

(田村克也 三田市長)
「今後、再開する新統合病院の基本計画の策定に合わせ、再編統合へ向けたさまざまな取り組みが具体化していく中で、理解を得るための努力を重ねてまいりたい」

また、計画の進め方に具体性が見えないと議員から指摘されると、田村市長は、「市民のたくさんの意見や思いを聞いている。その不安を払しょくできるように情報発信していく」と述べました。

一般質問は12月11日と12日にも行われます。

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