兵庫県丹波篠山市内にある建設会社の預金口座から、現金140万円を横領したとして、元経理部長の男が12月7日に逮捕されました。
業務上横領の疑いで再逮捕されたのは、川西市に住む61歳で自称・経理代行業の男です。
警察によりますと、男は建設会社の経理部長だった2020年6月、会社の預金口座から自身名義の口座に現金140万円を振り込み、横領した疑いが持たれています。
男は当時、会社の金を1人で管理する立場でしたが、2021年5月に退職していました。
10月に、会社側が自社の口座から多額の金がなくなっていることに気付き、警察に相談。男に返金を求めましたが、男が金を使い込んでいたため、逮捕に至ったということです。
調べに対し男は容疑を認め、「支払いに充てた」と話しているということです。
男は他にも、現金90万円を横領した疑いで逮捕されていて、被害額は1千数百万円に上るということです。