元西宮市議が経費二重に受給か 「チェックミス」と返還意思示す

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NPO法人「日本防災士会」の副理事長を務めていた西宮市議会の元市議が東京などへの交通費を会の経費と政務活動費から二重に受け取っていた疑いがあることが分かりました。元市議は返還の意思を示しています。

西宮市議会事務局によりますと、大石伸雄元市議(75)は2017年以降、NPO法人「日本防災士会」の副理事長を務めていた期間に、研修で東京などに行くための新幹線代を会の経費と政務活動費から二重に受け取っていた可能性があるということです。

議会事務局は、大石元市議が6年間で政務活動費として申請したうち、防災士会の主催事業への出席に関連する16件、およそ48万円分について防災士会に確認を求めていて、今後、大石元市議に聞き取りをする他、必要に応じて調査の対象を広げるとしています。

サンテレビの取材に対し大石元市議は、「二重に受け取っていたとは気が付かず、自分のチェックミスだった。調査の結果を待ち、返還するつもりだ」とコメントしています。

大石元市議は2007年からことし4月まで4期16年市議を務め、2019年から1年間議長も務めていました。

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