神戸市は、神戸マラソンについて、折り返し地点を現在の明石海峡大橋から明石市の大蔵海岸へと変更する方針を明らかにしました。
2011年に始まった神戸マラソンは、「感謝と友情」をテーマに、震災から復興した神戸の街を走ってもらおうと毎年開かれ、11月の第11回では、およそ2万人のランナーが参加しました。
久元市長は5日の臨時会見で、コースの一部を今後変更する方針を明らかにしました。
市によりますと、折り返し地点を現在の垂水区・明石海峡大橋の西側からさらに西に2キロ先の明石市・大蔵海岸にし、ゴール地点をメリケンパークなどがあるウオーターフロントエリアにするということです。
これにより、ゴール手前の難所とされるおよそ15メートルの高低差がある浜手バイパスを避けることになり、より早い大会記録が望めるとしています。
神戸マラソンの在り方を考える有識者を交えた検討会は、12月中に提言をまとめる方針で、それを受け市は具体的な協議に入ります。