12月8日、がん末期や難病の患者を受け入れ、ケアする新しいホスピス型住宅が神戸市兵庫区に開設されます。
12月8日に、神戸市兵庫区に開設されるのは、がん末期患者や神経難病の人たちのためのホスピス型住宅「ReHOPE神戸」です。
施設は全52室で、最期の時を安心して過ごしてもらえるよう夫婦や家族で入居できる個室を用意している他、横になったままや座ったままの状態で入浴できる浴室も備わっています。
また、入居者の急な容体変化に対応できるよう、看護師と介護士が24時間常駐し、人工呼吸器や点滴などによる緩和ケアを受けられるということです。
施設を運営するシーユーシー・ホスピスによりますと、兵庫区は全国平均と比較して療養病床が少ない傾向にあり、医療依存度が高い患者の受け入れ先が不足していることなどから兵庫県内で初めて開設に至ったということです。
シーユーシー・ホスピスは、2025年1月に姫路市にもホスピス型住宅を開設する予定だということです。