3日午前、兵庫県神戸市西区の民家で、住人の男性が倒れて死亡しているのが見つかりました。 警察は男性が何者かに殺害された可能性も視野に捜査しています。
きょう午前9時過ぎ、神戸市西区の民家で、「義理の兄が倒れて亡くなっている。 兄の妻も意識はあるが会話ができない」と親族の男性(79)から警察に通報がありました。
警察が駆け付けたところ、寝室のベッドでこの家に住む無職の澤田忠雄さん(80)が仰向けで倒れているのが見つかり、死亡が確認されました。
家が荒らされた形跡はなく、澤田さんに目立った外傷や着衣の乱れもないということですが、澤田さんの首周りの状況から、何者かが死亡に関与した可能性があるとみられています。
また、家の敷地内には、澤田さんと二人で暮らす70代の妻も倒れているのが見つかり、病院に搬送されました。
澤田さんの妻の命に別条はないということです。
警察は殺人事件も視野に捜査するとともに、澤田さんの妻が何らかの事情を知っているとみて詳しく話を聞くことにしています。