顧客の口座から現金を引き出し横領した疑いで兵庫県内の元JA職員の男が逮捕された事件を受け、JA兵庫西が、12月1日に会見を開き謝罪しました。
この事件は、JA兵庫西太子支店の元職員の男(46)が、2017年1月から4月にかけ、80代と90代の顧客2人の口座から合わせて288万円を不正に引き出し、横領した疑いで逮捕されたものです。
男は他にも複数の口座から不正に現金を引き出していて、横領額は5000万円に上るとみられています。
元職員の逮捕を受けJA兵庫西は12月1日に会見を開き、警察の捜査には引き続き協力するとともに、不正事実が明らかとなった場合は、被害者に補償をした上で、元職員に対し損害賠償請求などを行うと述べました。
警察の調べに対し元職員の男は、容疑を否認しているということです。