「大阪・関西万博」開幕まで500日となりました。11月30日から前売りチケットの販売がスタートするなど盛り上がりを見せる一方で、課題も見受けられます。
2025年の「大阪・関西万博」開幕まで500日となった30日、前売りの電子チケットの販売がスタートしました。 前売りチケットは、期間限定での販売となっていて、公式ホームページなどで購入することができます。
兵庫県神戸市でも万博に向けたイベントが。
(兵庫県 斎藤元彦知事)
「万博500日前ということで、これから盛り上がりをさらに加速させていく。兵庫の各地の素晴らしさを発信していくことにつなげていくことが大事だと思います」
2回目となった「ひょうご活性化推進協議会」では、県内で展開するフィールドパビリオンの新たなプレミア・プログラムが発表されました。
たつの市で醤油の醸造体験ができるツアーや、但馬地域でコウノトリの野生復帰を実現した環境整備が学べるものとなっています。
一方で懸念される問題も。
万博の会場設備費は、当初の1250億円から2350億円にまで膨張。物価上昇などの理由から2度の増額となり、当初の1.9倍にのぼります。
その他にもメキシコとエストニア、さらにはロシアが相次いで参加を辞退しました。
盛り上がりを見せる一方で暗雲が立ち込める「大阪・関西万博」。
開幕は500日後、2025年の4月13日です。