本格的な雪のシーズンを前に豊岡市では線路に積もった雪をかきわける「ラッセル車」の試運転が行われました。
ラッセル車は、列車の安全な運行のために、線路に積もった雪をかき分けるための車両で、30センチ以上の積雪が見込まれる場合に出動します。
JR西日本では冬の降雪時に山陰本線や播但線、それに舞鶴線でラッセル車を運行していて、毎年、本格的な運行を前にしたこの時期に試運転を行っています。
昨シーズンは3日間で8回の出動があったということで、30日は朝早くから雪をかき分ける装置の動作を確認するなど、本格的な運行に向けた点検作業が行われました。
ラッセル車の試運転は30日までで、今後は豊岡駅に常駐して降雪に備えるということです。