芦屋市の県道奥山精道線で交通事故が多発している問題で安全対策を検討する協議会が開かれました。
この協議会は、交通事故が多発する県道奥山精道線の安全対策を協議するもので、県の土木事務所や芦屋市の職員、それに、地域の住民らが参加しました。
芦屋市を南北に走る県道奥山精道線は、山間部では急なカーブが続き、ライト坂と呼ばれる区間では急な下り坂となっていて、ブレーキの踏み過ぎによって起こるフェード現象が原因の交通事故が多発しています。
警察などによりますとここ5年間でトラックが横転するなどフェード現象が原因の事故が7件発生していて、住民らはことし7月、芦屋市に嘆願書を提出し、県にも陳情書を提出するなどして安全対策を求めてきました。
29日の初会合では、今後、車両への注意喚起の方法や歩行者を守るための対策について協議することが確認されました。
協議会は来年の夏ごろまでにあと2回開催され、安全対策をとりまとめるということです。