11月25日神戸市西区の飲食店でフグの肝臓を食べた女性が、嘔吐や手のしびれなどの症状を訴え、緊急搬送されました。 これを受け神戸市保健所は27日、食中毒と断定し、店に5日間の営業停止を命じました。
営業停止を命じられたのは、神戸市西区の飲食店「舞子や」で、期間は、11月27日から12月1日までの5日間です。
神戸市によりますと店は11月25日、来店した5人組の常連グループに通常のメニューにはないトラフグの肝臓の刺身を提供し、40代の女性が刺身を食べた2時間後に嘔吐や手のしびれなどの症状を訴え、緊急搬送されたということです。
市の調査によりますと病因物質は、ふぐ毒(テトロドトキシン)でした。 女性はすでに回復しているているということです。
神戸市保健所長は当該の店で提供されたトラフグの肝臓を原因とする食中毒と断定し、店に5日間の営業停止を命じました。