プロ野球・阪神タイガースとオリックス・バファローズの優勝記念パレードが、11月23日に兵庫県神戸市内で開かれ、多くのファンが駆け付けました。
38年ぶりに日本一に輝いた阪神タイガースの優勝記念パレードは、午前11時に神戸・三宮の東遊園地前で開かれたセレモニーから始まりました。
(阪神タイガース 岡田彰布監督)
「阪神タイガースとしては初めて日本一の栄冠を勝ち取った、初めての優勝パレード。みんなにお礼を言いたいと思うので、きょう1日よろしくお願いします」
監督と選手ら47人は、3台のオープンバスに分かれて乗り込み、東遊園地前をスタート。 メリケンパークまでの約2キロの距離を40分かけゆっくり進みます。
沿道を埋め尽くしたファンからの声援に近本選手や大山選手、佐藤選手らが、手を振って応えていました。
(阪神タイガース 近本光司選手)
「まじこんな人初めて見ました。すごいっすよ。まじですごい。鳥肌立つっす」
(阪神タイガース 大山悠輔選手)
「初めてですね。感動します。本当にこれだけの人に集まってもらったので感謝しています」
実行委員会によりますと、午前中の阪神のパレードには約26万人が駆け付けたということです。
(訪れた人は―)
「最高!生きてて良かった」
「勝手に(選手と)目が合ったと思って満足してます。(満足度)100点満点です 120点ぐらい。夜勤明けに来てよかったです」
「20年前は大雨だったのでつらかったですけど、きょうは天気も良かったのでよかったです」
「20年ぶりの神戸のパレードうれしいなと思って、それもテンション上がりました」
午後2時からは、オリックスの優勝記念パレードも行われ、三宮の街は再び熱気に包まれました。
神戸・三宮では、23日午後7時半まで、周辺の道路で交通規制が行われます。