「ケーキ1つで笑顔に」芦屋市で高齢者施設にクリスマスケーキをプレゼント

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クリスマスの話題です。 兵庫県芦屋市内の洋菓子店でつくる団体が、高齢者や障害者施設にクリスマスケーキをプレゼントする活動を続けています。

こちらは、芦屋市に本店を置くアンリ・シャルパンティエによるチョコレートのトナカイがのったクリスマスケーキです。

芦屋市では、市内の洋菓子店でつくる「ケーキの街芦屋会」が毎年、この時期に高齢者や障害者施設にクリスマスケーキをプレゼントしていて、11月21日に贈呈式が行われました。

 

(高島崚輔 芦屋市長)

「芦屋にはサンタさんが本当にいるんだなということですよね。だんらんの中にケーキがあることで皆さんの会話が弾む」

 

(ケーキの街芦屋会 蟻田剛毅会長)

「大きいケーキ丸いケーキを皆さんに召し上がっていただくというのは、いいやりがいを見つけさせていただいたと思います。

 

(芦屋なかよし福祉会なかよし工房 高橋浄江施設長)

「私たち障害者の施設の中での話ですけど、ホールのケーキをみんなの前に出すんですよ。そしたらもう、わーって顔が輝きます。目がキラキラしていてケーキ1つであんなに笑顔になるのでそれはとてもうれしいことです」

8店舗が協賛し、このうちパイの専門店「カロル」では、クリスマスツリー型のアップルパイをプレゼントしています。

1991年のスタート当初から30年以上にわたり、阪神淡路大震災で店舗が全壊した後も続けてきました。

 

(パイの店 芦屋カロル河崎惠子さん)

「皆さんが喜んでいただけたらいいなと思ってお渡ししています。これからもできる限り一緒に参加させていただきたいと思っております」

アップルパイやクリスマスケーキは、12月7日と8日に芦屋市内21の施設にプレゼントされる予定です。

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