土木会社から飲食接待などを受ける見返りに、公共工事の入札情報を漏らしたとして逮捕・起訴された県の職員が懲戒免職処分となりました。
懲戒免職処分となったのは、兵庫県道路公社播但連絡道路管理事務所の主査の男(38)です。
県によりますと、男は、2022年4月から2023年9月までに、神戸市の土木工事会社の取締役などから、57回にわたり、飲食や宿泊代金として合わせて85万円相当を受け取ったということです。
男は、2023年4月に入札が行われた県発注の道路工事で、入札情報をこの土木工事会社に漏らしたなどとして、収賄などの罪で逮捕・起訴されています。
大阪市内のクラブで一度に9万6000円相当の飲食接待を受けたこともあったということで、県からの聞き取りに対し、男は事実関係を認めているということです。