兵庫県養父市でかつて栄え、その後、衰退したコイの文化を復活させ、地域活性化につなげようという取り組みが行われました。
養父市の養父神社で開かれたイベントで振る舞われたのはコイ料理です。
養父市では、かつてコイの養殖が盛んでしたが、年々衰退し、今では途絶えてしまったことから、地元出身の京都産業大学の学生たちが復活させようと、ゼミの課題として取り組んでいます。
学生たちは2023年8月、養父市を訪れ、コイ料理の実習を体験し、オリジナルのメニューを試作。
その後、改良を重ね、18日、具にコイのフライを使ったおにぎらずや、あらからだしをとって煮込んだ鯉こくなどを振る舞いました。
学生たちが考案したコイ料理は、19日も養父神社で振る舞われます。