■1点差、逃げ切る
<B2リーグ第7節>
神戸ストークス 75-74 岩手ビッグブルズ(11/11)
神戸ストークス 69-78 岩手ビッグブルズ(11/12)
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男子プロバスケットボールBリーグ2部(B2)神戸ストークスは11月11・12日、アウェイで岩手ビッグブルズと対戦した。
11日の試合。
今シーズン203得点のトレイ・ポーターが「家庭の事情」で帯同せず、224得点のジョーダン・キャロラインも、ベンチ入りしたものの出場しなかった。
前戦まで3連敗。しかもチーム1位、2位の得点源が不在の中、帰化選手のカロンジ磯山パトリックや、新外国籍選手のナイジェル・スパイクスらが踏ん張り、終盤までリードを保った。
試合終了4秒前、ストークス1点リードの局面で、ボールを保持した岩手が逆転シュートを狙ったが、ストークスのルーキー・杉山裕介がスティールし、逃げ切った。
12日の試合。
序盤から岩手にリードを許したストークスは4Q、スパイクスの連続得点などで69-73と迫ったが、最後は岩手に突き放された。
■スパイクスが加入
10月の試合中に負傷したアイザイア・アームウッドが故障者リストに登録されたことを受けて、神戸ストークスは、新たにナイジェル・スパイクス(34歳 アメリカ 208cm)と契約した。
背番号は「11」。
スパイクスはB1富山やB2香川などBリーグ各チームでプレー経験がある。
岩手戦では2試合で計27得点を挙げた。
■同率4位に後退
開幕6連勝と好スタートを切ったストークスだが、そのあと2勝5敗とペースダウンし、2位と同率ながらB2西地区4位に後退した。
18・19日は、東地区2位で10勝3敗の越谷アルファーズとアウェイで対戦する。
ケガなどでメンバーが揃わず、苦しい局面が続くストークスだが、強敵相手に意地を見せることができるか。
(浮田信明)