■4年ぶり本来の姿
2万人の市民ランナーが参加する「神戸マラソン2023」が11月19日に開催される。
午前9時、三宮の神戸市役所前をスタート。
元町、新長田を経て須磨から国道2号線を西進し、西舞子で折り返したあと、兵庫津やハーバーランドを経て、フィニッシュのポートアイランドまで42.195㎞を走る。
神戸マラソンはコロナ禍で2020年と2021年が延期され、昨年は3年ぶりに開催されたが、沿道応援は自粛となった。
今年は沿道応援も解禁され、久しぶりに本来の姿が戻ってくる。
■MGC出場ランナーも
神戸マラソンには男女24名(当初から4名欠場、1名追加)の招待選手も走る。
男子は、2時間7分台の記録を持つハムザ・サフリ(モロッコ)ら外国勢6名を招待。
日本勢で招待された坪内淳一(黒崎播磨)は、前回(2022年=4位)と前々回(2019年=3位)、いずれも日本人トップでフィニッシュした。
女子は、10月のパリ五輪代表選考レース(MGC)に出場した市民ランナー・山口遥(=2019年優勝 AC・KITA)や、大阪女子国際マラソンで2年連続2位に入った堀江美里(シスメックス)らが招待された。
■最終ランナーまで中継
サンテレビは19日(日)午前8時30分から午後4時15分まで、7時間45分にわたって神戸マラソンを生中継する。
(正午から午後3時まではサブチャンネル=032chで放送)
男女のトップ争い、市民ランナーへの密着、沿道からのリポート、最終ランナーのフィニッシュなど、様々な角度から神戸マラソンを伝える。
正午までのレースは小﨑まりさん(ノーリツ女子陸上競技部ヘッドコーチ兼選手)が解説する。
中継を担当するサンテレビスポーツ部の石村雄史プロデューサーは、「復活する沿道の応援を背に、それぞれのアレに向かって走る市民ランナーの姿が一人でも多く映るように我々も総力あげて中継します」と話している。
(浮田信明)