2023年9月、宝塚歌劇団の俳優の女性(25)が急死した問題で、歌劇団の木場健之理事長は11月14日、遺族に陳謝し、12月1日付けで理事長を引責辞任すると表明しました。
宝塚歌劇団の木場健之理事長は11月14日に開いた会見で、遺族に陳謝し、12月1日付で理事長を引責辞任すると表明しました。
「安全配慮義務を果たせていなかった」と述べる一方、「女性個人へのいじめは確認できなかった」としました。
劇団が設置した外部弁護士らの調査チームは報告書で、急死直前の女性の状態について「精神障害を発病させる恐れのある、強い心理的負荷がかかっていたことは否定できない」と指摘。
これを受け、劇団は現在9回の年間の興行数を2024年から8回にするなど、スケジュールを改善する他、劇団員の負担軽減を図るとしています。
また、宝塚歌劇団は新理事長に宝塚歌劇団・専務理事の村上浩爾氏が内定したと発表しました。