ことしも、もうこんな時期になりました。
若手パティシエたちがクリスマスケーキ作りの技術や完成度を競い合うコンテストが14日、神戸市内で開かれました。
寝ている子どものもとに煙突から忍び込む消防士姿のサンタクロースや、内部まで精巧に作りこまれたお菓子の家。
神戸市中央区の北野工房のまちで開かれたコンテストの会場には、クリスマスをテーマにした58の作品が集まりました。
このコンテストは、若手のパティシエを育成しようと、兵庫県洋菓子協会が毎年開催しているものでことしで65回目を迎えます。
審査は洋菓子の世界大会で優勝した経験があるシェフら7人によって、デザイン性やテーマ、色彩などを基準とし、厳正に行われます。
審査の結果、経験年数5年以上の部で最優秀賞である兵庫県知事賞に選ばれたのは、パティシエ歴9年目の香川敦郎さんが手掛けたケーキ。
その名も、「Happy Christmas」。サンタクロースがまたがるバイクの精巧さや、完成度の高さ、発想力が評価されました。
作品は16日まで北野工房のまちで一般公開されています。