空気が乾燥し、火災が起こりやすい本格的な冬を前に、神戸市内のパチンコ店で立体駐車場での車両火災を想定した訓練が実施されました。
この訓練は、2023年8月、神奈川県厚木市のパチンコ店の立体駐車場で150台あまりの車が燃えた火災を受け、神戸市消防局が実施したもので、長田消防と、駐車場を管理する事業所の社員が参加しました。
立体駐車場で火災が発生すると車両の燃料などを介して延焼が拡大し、大きな被害になる恐れがあるため、初期消火が重要になります。
訓練では、事業所の社員が、消火設備の使い方を確認した後、消防に被害状況を共有。
情報を受けた消防がはしご車などで放水して消火に当たり、双方の連携を確認していました。
神戸市消防局は今後も事業所などと連携して訓練を実施し火災の被害を防いでいきたいとしています。