棚田が広がる兵庫県宍粟市の山田地区では、毎年恒例のライトアップイベントが開かれ、一面に幻想的な世界が広がっています。
宍粟市一宮町の山田地区は日本の原風景とも言われる棚田が広がり、農林水産省の「つなぐ棚田遺産」にも認定されています。
このライトアップイベントは、地元の自治会が受け継がれてきた美しい景色を次世代に残そうと、2013年に始めました。
ペットボトルにLEDや太陽光パネルを組み込んだ照明器具を休耕田に設置。
日中の太陽の光で充電され、暗くなると自動で発光し、3000個の明かりが夜の棚田を美しく浮かび上がらせます。
昼間とは違った棚田の風景が楽しめるこのライトアップイベント、12月2日まで開かれています。