2023年10月、神戸市内の自宅で中学3年の男子生徒が亡くなっているのが見つかりました。 自殺とみられています。
両親は「いじめがあった」と訴えています。
10月25日、神戸の市立中学校に通う男子生徒(15)が自宅で亡くなっているのが見つかりました。 自殺とみられています。
両親によりますと、男子生徒は、中学1年生の頃から、クラスメイトから無視されることに悩んでいたということです。
2年の時には、上級生に殴られ、警察に相談したこともありましたが、詳しい調査は行われなかったといいます。
男子生徒は校内の不登校教室に通っていましたが、2023年の夏休み明けからは全く学校に行けなくなりました。
しかし、亡くなる当日、母親に伝えたのは、「きょうは学校に行く」という一言でした。
市教委は、男子生徒の死を受け、いじめとの因果関係を調べる第三者委員会を立ち上 げるとしています。
しかし、未来ある1人の子どもの命は、すでに絶たれてしまった後です。