神戸に寄港した海外のクルーズ船の乗客に対して行われる、麻薬探知犬の検査が初めて報道陣に公開されました。
2日、神戸に寄港した海外の豪華クルーズ船。
3日午後の出港までの間、乗客たちは船から下りて、神戸や京都といった観光地へと向かいます。
船を下りる際には、大麻や覚せい剤などの不正薬物の国内侵入を防ぐため、神戸税関による麻薬探知犬検査が行われていて、今回初めて検査の様子が報道陣に公開されました。
今回検査を行ったのは、ラブラドール・レトリーバーのエル号とショーン号の2匹で、税関を通る客とすれ違う際に不正薬物の匂いを確認し、異変があれば職員に合図を出すということです。
麻薬探知犬が異変を感じた客には厳密な検査が行われ、国内への密輸を防ぐということです。