11月5日の「世界津波の日」を前に、南海トラフ巨大地震の発生を想定した津波避難訓練が兵庫県内で一斉に実施されました。
神戸市中央区にある大慈幼保連携型認定こども園では、南海トラフ巨大地震による津波の発生を想定した訓練が行われ、園児およそ90人が参加しました。
この訓練は、11月5日の「世界津波の日」を前に、県内の津波浸水想定区域にあたる15の市と3つの町で、一斉に実施されたものです。
園児たちは、警察官に誘導されながら、1キロほど離れた緊急避難先の神戸市産業振興センターまで徒歩で移動。建物の3階まで階段で上がり、避難していました。
参加した園児たちは避難の方法を確認するなど、防災意識を高めていました。