10月22日から三田市内で始まった「地域医療市民会議」では、市民病院の再編統合計画について田村克也市長と市民が直接意見を交わします。
開催2日目の10月31日は一日で4回行われ、合わせておよそ100人の市民が参加。
賛成派からは「優先しないといけないのは医療や設備の質」、反対派からは「救急搬送が多い高齢者にとって病院が遠いのは困る」など、さまざまな意見が出ました。
田村市長は、公共交通の充実や医師の確保が必要などと強調したものの、再編統合への考えや決定の時期は明らかにしないなど不透明な部分も多く、参加者からは不安の声も上がりました。
この「地域医療市民会議」は三田市の市民センターなどで11月20日までにあと7日開催予定で、市のホームページで事前予約を受け付けているほか、空席があれば予約なしでの参加もできるということです。